ニュース解説・考察

「えるぼし」認定とは?

最近「働き方改革」が騒がれる中、一つの争点となるのが、「女性の活躍」ですよね。

そこで、最近女性の活躍関係でよく「えるぼし」という言葉をよく見ますので、ここでその制度を詳しく見ていこうと思います。

 

「えるぼし」とは?

えるぼし認定をぐぐってみても、認定条件とかがわかりやすく載ってるページがどこにあるのかわかりづらいですねw

厚生労働省の下記ページに色々載ってたので、情報まとめます。

参照:女性活躍推進法に基づく「えるぼし」企業46社認定しました!

行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な企業は、都道府県労働局への申請により、厚生労働大臣の認定を受けることができる。

認定は、基準を満たす項目数に応じて3段階あり、認定を受けた企業は、認定マーク(愛称「えるぼし」)を商品や広告、名刺、求人票などに使用することができ、女性の活躍を推進している事業主であることをアピールすることができます。
また、「公共調達における加点評価」と「日本政策金融公庫による低利融資」の対象になります。

 

ざっくり言うと、「えるぼし」というのは、

「女性の活躍推進に関する取り組み」が厚生労働大臣に認められた企業が、商品、広告、求人票、名刺とかにつけられ、「公共調達における加点評価」と「日本政策金融公庫による低利融資」の対象になるマーク

ってことですね。(長くなったw)

で、その条件というのが下記PDFに載ってるんですが、転載したらすごい長くて見づらいんで、意訳で適度にまとめてのっけます。

(添付資料2)女性活躍推進法に基づく認定制度(PDF:520KB)

注) 一部条件を省いて、わかりやすくに重きを置いています。

 

  1. 男女別の競争倍率(応募者/採用者)が同程度
  2. 女性の勤続年数の平均が、男性の勤続年数の平均の7割以上
  3. 時間外労働が45時間未満
  4. 管理職の女性比率が産業の平均値以上 OR 女性の昇進率が男性の昇進率の8割以上
  5. 直近3年以内に下記4項目のうち2項目以上(300人以下の会社だったら1項目以上)達成
    1. 女性が非正社員から正社員
    2. 女性がキャリアアップ同義の職種転換(例:一般職→総合職)
    3. 過去に在籍した女性を正社員として再雇用
    4. 30歳以上の女性を正社員として採用

 

上記全てを満たす必要はなくて、1,2個で一ツ星、3,4個で二ツ星、5個で三ツ星、といった認定の段階があります。

一ツ星や二ツ星でも、満たしていない基準について取り組みがあることが条件になるみたいです。

時間外労働が45時間未満ならなんでも認定されるわけではないってことですね。

 

本当に女性が活躍していると言えるの?

ざっとこの条件見てみて、「本当にこの基準でいいの?」って思ったんですよね。

活躍、というのの基準を何にするか次第なんですけど、実は「4番の管理職比率」以外、女性が正社員として働ける環境があれば認定を受けられる、ってことですよね。

女性の活躍って、女性が正社員で働けるようになればOKなんですかね?(正社員として働くこと自体が難しい現状があるかもですが)

また、一ツ星や二ツ星は一部条件の達成でOKなんで、大分ハードル下がりそうだなあ、と。

認定企業一覧((別添1)全国の認定企業一覧(PDF:115KB))見ても、地方銀行が大半みたいなんで、正直どこまで効果と実態があるのかわからんなあ、というのが正直なところです。

カルビーとかはリモートワークの話とかも出てくるので、いいなあ、とは思うのですが。

どちらかというと、公共調達での加点や融資のために取ろうとする会社が多そうですね。

 

まあ、リモートワークとか時短勤務とかの女性に優しい制度が結果として表れるのが勤続年数とかかもしれないので、「えるぼし=女性が活躍」と一概に言えるほどの効果はもってないかもしれないけど、一つの指標にはなるかもって感じですかね。

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