働き方について考える

副業解禁は下手すればただの応急処置でしかない

注)この記事は決して副業解禁を抑制する記事ではありません

 

私自身は人それぞれに合った自由な働き方、生き方を推進したい、という立場なので、副業は絶対すべき、とは思っておらず、いわゆる本業のみ(専業)というのも全然ありだと思っていて、専業についても、色々と改善を進めていきたいと思っています。

しかし、こうやって活動する中でやはり副業やパラレルキャリア、リモートワーク等の自由な働き方というのを全面に押し出して活動したりしがちで、専業について先日はっと気付かされたことがあったので、記事にしておきます。

 

副業をしたい理由をよくよく考えてみると

先日、こんな記事を読みました。

参照:副業解禁で激変するこれからのキャリア形成術

平日の大半を過ごす「本業」の時間こそ、金銭的な報酬だけでなく、「やりがい・学び・社会的つながり」に満ちたものにしなければ本末転倒です。これを個人に対して実現し、多くの時間に集中して高い成果を挙げられるようにするのが、本来のマネジメントが行うべきこと。

ある意味「副業」に時間を割きたくなるというのは、その時点で「本業」が金銭的対価以外の魅力を失ってしまっているというのも、彼らの指摘です。

この記載、はっとしました。

そもそも本業に改善すべき問題がありすぎなんじゃね、と。

私自身は冒頭の通りどちらかを押すわけでもない立場のはずが、副業やパラレルキャリアのメリットにばかり目が行き、解禁の動きを推奨したり、もっとやっていこう、といった論調をすることが多くなってしまっていました。

でも、そもそも本業で満たされていれば、副業をする必要ってあんまりないんですよね。

副業をやる理由で上がるのが、「もっとお金が欲しいから」「スキルアップをしたいから」「外の世界に触れたいから」といったものですが、これって別に本業でも達成できるはずなんですよね。

 

副業解禁はただの応急処置でしかないかも

と考えると、結局副業解禁って、本業じゃあそれは満たせないから副業で満たしてね、という応急処置でしかない、といった側面もあるんだな、と。(あくまでそういった側面も、という話です)

もちろん、副業によって得られるメリットは一杯ありますし、私も副業解禁をおしますが、ただ社員の不満に対する応急処置として副業解禁をしてしまうと、本業で満たせないものを副業で満たしてもらう、本業では社員の満足度を上げることを諦める、ということであり、その結果、一時的には社員の満足度があがっても、本業の満足度が上がったわけではないから離れていく、といった流れができてしまうかもしれません。

副業解禁のメリットがあるから副業解禁しよう、とかならいいんですが、そもそも本業で社員の満足度を高めるための努力をやめてはいけないんですよね。

社員の満足度を高めることは、社員一人一人のパフォーマンスを上げること、その結果会社としてのパフォーマンスを上げることにつながるでしょう。

社員と会社のやりたいこと、求めるもののすりあわせをはじめ、労働環境や制度の改善、評価・給料基準の検討、キャリアパスの設定、採用や人事の見直しなどなど、本業だけでもできることはまだまだあるはずです。

 

とりあえず副業解禁、はよくない

副業というのは社員にも会社にもメリットがあるものですし、解禁の流れ自体は非常に良い物だと思います。

副業によって社員が得る知見は多いですし、それが会社にも返ってくるので。

どんどん自由な働き方、生き方が増えてきて、副業が当たり前になってきたりもすると思います。

しかし、とりあえず副業解禁すればいいんでしょ、とか、人が集まらないから副業解禁、といった思考はよくないと思います。

そのような本業の改善をおろそかにした副業解禁は、あくまで応急処置に成り下がってしまい、後々痛い目を見ると思います。

あくまで働いている人達と会社のことを考えた上で、どういった働き方、制度を作っていったほうがいいのか、ということを考えていきたいですよね。

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