エンタメについて考える

サバゲーに見る「人を楽しませる」という明らかな技術

先日友人に誘われて初めてサバゲーをやってきました。

その際に感じたことを記事にします。

 

やり方次第で楽しめるかどうかが変わる

サバゲーとはサバイバルゲームのことで、プレイヤーはBB弾を発射するエアガンを持って、障害物に隠れながら相手チームを撃って倒して勝利することを目的にする感じのゲームです。(ここではざっくりにします)

一時期結構なブームで盛り上がったような。

楽しいのはわかってたんですけど、中々やる機会もなくてできてなかったんですが、この度友人に誘われて、晴れてサバゲーデビューとなりました。

(ちなみに行ったのはこちら:foxtrot

で、そこで感じたのは、もちろんサバゲーは楽しかったし、その楽しさについても色々考えたんですけど、それ以上に、やり方次第で楽しめるかどうかが大きく変わるな、ということです。

今回私が参加させていただいたのは、幸いなことにサバゲー好きで、参加者が楽しめるよう色々配慮してくださっている方が主催でしたので、思う存分楽しませていただきましたが、下手すると全然楽しめない会もありそうだな、と感じました。

サバゲーには色々なレギュレーション(ルール)があって、銃には一回一回コッキングという空気を溜める動作が必要なエアコッキングガンと、連射が可能で安定する電動ガンといった種類がありますし、無限回復戦やフラッグ戦、殲滅戦等の試合方式の種類もあります。

チームを何人ずつ、何チームにするかとか、場所に応じたレギュレーションとかもあったりするので、レギュレーションは本当に多岐に渡ります。

そんな中、どんなプレイヤーでも全てのレギュレーションが楽しめるかというと、そんなことはないんですよね。

もちろん、私も全てのレギュレーションを色々なメンバーでやったことがあるわけではありませんので、絶対正しいとはいえないんですけど、レギュレーション次第で、経験者が無双してしまうことがあったり、誰も前線に出ず、戦況が膠着してしまうことがあったりするわけです。

経験具合がどんな感じのメンバーで構成されているのか、前に出て打ち合いたい人と、じっくり隠れて狙いたい人がどんな割合でいるのか、とかによって、楽しめるレギュレーションって全然違うんだな、と。

初心者ばかりであれば、最初は無限復活戦でとりあえず慣れて動き回ってもらうことが必要だったり、前に出て撃ち合いの方が楽しめそうなら、エアコッキングガンの方がよさそうだったり、って感じですね。

また、サバゲーの場合はヒットの判定が自主申告性なのもあり、服装やプレイヤーの立ち回り次第もゲームの雰囲気に影響を及ぼす可能性があるわけです。

GM(ゲームマスター)や主催の手腕が問われることになりますね。

 

色々なエンタメにおいて言えること

で、これはサバゲーだけに限った話ではないんですよね。

非常に分かりやすく、私にとっても近しいのが「人狼ゲーム」で、人狼ゲームって非常に多くのレギュレーションがあるし、ゲーム内で行われる会話も結構場所によって違うんですよね。

熟練者が楽しめるレギュレーションもあれば、初心者がわかりやすく楽しみやすいレギュレーションもあるわけで、そこはいわゆるGM(ゲームマスター)の手腕が問われるところですし、ゲームの進行にしたって、初心者が話しやすい、楽しみやすいように仕掛けや空気を作ったりするのもGM次第だったりもするわけです。(もちろん、参加者全員が皆楽しめるように、といった配慮も非常に重要です。)

ボードゲームにも言えることで、ボードゲームと一口に言っても種類は非常に多岐に渡りますし、好き嫌いもあれば、初心者が楽しみやすいもの、熟練者が楽しみやすいもの、といった種類もあるわけです。

皆で持ち寄ってとりあえずボードゲームやろうぜ、ならいいんですけど、ボードゲームを楽しんで貰いたい、と思って会を主催するなら、そのあたりはすごく手腕の問われるところなわけです。

ゲーム以外だと、音楽なんかも恐らくそうで、DJってそのあたりの能力が求められてたりしますよね?

お笑いだって、観客によってネタを変える必要が出てくるでしょう。

面白い物があったとしても、それを用意すれば誰でも楽しめるかというとそうではなくて、人に楽しんでもらうためには、ケースバイケースで用意周到かつ臨機応変に対応する必要があったりするもので、それは明らかな技術、なんですよね。

 

もっと仕事化と職業化を進めたい

上述の通り、人を楽しませるって明らかに技術なんですけど、結構世の中では仕事とかには結びついてないものなんですよね。

サバゲーも人狼もボードゲームも全部それらのプレイスペースではGMという仕事として成り立ってたりもしますけど、何か仕事をしながら趣味の範疇でそれらをやってる、って人の方が多いなあ、と思っていて、なんかもったいないな、と。

もちろん、仕事にしてしまうと責任感や義務感から純粋に楽しめないから趣味でいい、という人もいるとは思うし、そういう人が得てして仕事できる人だったりして稼ぎはよかったりとか、一概に推進すべきとはいえないものなんですけど、嫌々仕事をしながら休日が楽しみ、といった人が、それで生計を立てられるという選択肢もあっていいと思うんですよね。

ここらへんの感覚は私のe-sportsに対する感覚と一緒ですね。

正直、今でも頑張ればそれで生計立てたりできるとは思うんですけど、まだハードルが高かったり、モデルケースがすくなかったりで大変だとは思うので、そのあたりの整備とか実例作りに取り組んでいきたいな、と。

あとは、ちゃんと人を楽しませることができる人が認知されると、あまり楽しめない会に当ってしまって初回で離脱してしまう、というのを避けられるんじゃないか、という想いもありまして。

人狼とかボードゲームについて話していると、会やゲーム内容次第で初回離脱してる人結構いそうだな、と感じていて、これまたもったいないなあ、と思ってるんですよね。

面白い物をちゃんと面白い物として広めるためにも「人を楽しませる」技術を持った人を通じて広まってほしいな、と。

 

とりあえず私も2月にボードゲームイベント主催しますので、そのあたりで結果残せないと話になんないですね。

頑張ります。

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